無期雇用派遣
無期雇用派遣は健康保険に加入できるの?加入方法とメリットを解説
2025年7月31日

無期雇用派遣として働く際、「健康保険の加入方法」や「社会保険との違い」が気になる方も多いのではないでしょうか。派遣社員として安定した働き方を実現するためには、保険の仕組みや保険料、派遣会社を通じた手続きの流れを正しく理解しておくことが大切です。
この記事では、無期雇用派遣が健康保険に加入する場合の基本や、国民健康保険との違い、加入条件、保険料の仕組み、そして手厚い福利厚生のメリットまで詳しく解説します。安定した収入を得ながら安心して働くための参考にしてください。
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目次
無期雇用派遣と健康保険の基本
無期雇用派遣は、派遣会社と期間の定めがない雇用契約を結び、複数の派遣先で働くスタイルです。この場合、一般的には派遣会社が社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険)を管理しており、派遣社員は派遣元を通じて保険に加入します。
これにより、病気やケガで医療機関を受診した場合でも、保険証を提示することで自己負担額を抑え、必要な治療を受けられる仕組みです。正社員と同様の社会保険が適用されるため、安心して働けるのが特徴です。
国民健康保険と社会保険の違い
無期雇用派遣が加入するのは、基本的に社会保険(健康保険・厚生年金など)です。これに対して、国民健康保険は自営業者やフリーランスなど、雇用主のいない働き方をしている人が加入する保険です。
以下に、両者の主な違いを表にまとめます。
比較項目 | 社会保険(健康保険) | 国民健康保険 |
---|---|---|
対象者 | 無期雇用派遣、正社員、契約社員など | 自営業、フリーランスなど |
保険料の負担 | 会社と本人が折半 | 全額自己負担 |
給付内容 | 傷病手当金、出産手当金などの手当あり | 手当なし(医療給付のみ) |
加入条件 | 労働時間が週20時間以上など | 条件なし(原則、国民全員が対象) |
社会保険は、会社(派遣会社)と本人が保険料を折半するため、自己負担が軽くなるのがメリットです。さらに、病気や出産で仕事を休む場合の手当金など、医療以外の給付制度も受けられるのが大きなポイントです。
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派遣社員の健康保険加入条件と流れ
派遣社員として働く場合でも、社会保険への加入が法律で義務付けられており、健康保険に加入することで医療費の自己負担軽減や各種給付金を受けられるメリットがあります。ただし、社会保険の加入には一定の条件があり、その条件を満たす場合にのみ、健康保険・厚生年金・雇用保険の適用を受けられます。
加入条件とは?
無期雇用派遣の場合、派遣会社と期間の定めのない雇用契約を結んでいるため、基本的には以下の条件を満たしやすいです。
- 週の労働時間が20時間以上
- 雇用契約期間が2か月以上見込まれる場合
これらの条件を満たすと、派遣社員であっても社会保険に加入することになります。ただし、労働時間が20時間未満の場合や短期契約など、一部の例外があるため注意が必要です。
健康保険加入の流れ
無期雇用派遣が健康保険に加入する場合、手続きの流れは以下のようになります。

▲健康保険加入の流れ
- 雇用契約締結時に条件確認
派遣会社の担当者から、健康保険の加入条件(労働時間、雇用契約期間など)の説明を受け、条件を満たしているか確認します。 - 必要書類の提出
マイナンバーや本人確認書類、住民票など、社会保険の加入手続きに必要な書類を提出します。 - 派遣会社が手続きを代行
派遣会社が事業所として、社会保険への加入手続きを代行してくれるため、派遣社員自身が直接役所に行く必要はほとんどありません。 - 保険証の発行
手続きが完了すると、健康保険証が発行され、医療機関での診察や薬局での薬代が自己負担3割で済むなど、医療面のメリットが受けられるようになります。
このように、派遣会社を通じて手続きが行われるため、派遣社員自身が直接役所に行って手続きする必要はほとんどありません。特に、正社員並みの社会保険が適用される点は、長期的な安心につながります。
健康保険料の負担額と計算方法
派遣社員が健康保険に加入すると、毎月の給料から健康保険料が天引きされます。無期雇用派遣でも、基本的には派遣会社が事業所として社会保険の手続きを行うため、保険料の計算や支払いは派遣会社が代行してくれる場合が多いです。
保険料の計算方法は、以下のポイントで決まります。
- 標準報酬月額を基準に保険料を算出
- 給料の額に応じて、保険料が段階的に設定されます。
- 労使折半で支払う
- 健康保険料は、派遣会社(事業所)と派遣社員(被保険者)が折半(50%ずつ)で負担します。
- 扶養者がいる場合の負担は別途規定あり
- 配偶者や子どもなど扶養家族がいる場合でも、派遣社員本人の保険料負担は変わりません。ただし、扶養家族分の保険証の発行申請が必要です。
たとえば、給料が月額22万円の場合、都道府県や加入している健康保険組合の保険料率によりますが、月々の負担額はおおよそ10,000円〜15,000円程度になるケースが多いです。
このように、健康保険料の負担額は給料の額に比例して増減しますが、派遣社員にとっては病気やケガの際に医療費の自己負担が軽減されるという大きなメリットがあります。特に無期雇用派遣の場合、長期的に安定した収入とともに、社会保険が適用されるため安心して働き続けることができます。
健康保険に加入するメリット
無期雇用派遣で働く場合、健康保険への加入は単に医療費の補助だけでなく、生活全体の安定に大きく寄与します。ここでは、派遣社員が健康保険に加入することで得られる具体的なメリットを詳しく解説します。
医療費の自己負担が軽減される
医療機関で診療を受けた場合、窓口での自己負担は原則3割となります。これは国民健康保険と同様ですが、無期雇用派遣の場合、派遣会社の社会保険制度を利用できるため、スムーズに医療費補助を受けられる点が安心です。
さらに、万一医療費が高額になった場合でも、高額療養費制度を活用すれば、自己負担額に上限が設けられ、収入面での負担を軽減できます。これは、医療費がかさむ病気やケガのときにも大きな支えになります。
傷病手当金や出産手当金が支給される
無期雇用派遣が病気やケガで働けなくなった場合、傷病手当金が支給されるため、給与が途絶えるリスクを一定程度カバーできます。また、出産時には出産手当金の支給を受けられるため、産休中も安心して療養に専念できます。こうした手当金制度は、派遣社員が長期的に安心して働く上で重要な役割を果たしています。
厚生年金保険への同時加入で将来も安心
健康保険に加入すると、同時に厚生年金保険にも加入することになります。これは、国民健康保険に加入している自営業者やフリーランスとは異なる大きなポイントです。将来的に受け取る年金額も、国民年金より手厚くなるため、老後の生活設計においても大きなメリットがあります。
雇用保険やその他の給付も受けられる
派遣会社を通じて社会保険に加入する場合、同時に雇用保険にも加入できるケースが多いです。これにより、失業時や育児休業時に給付金を受け取ることができ、収入が途絶えるリスクを軽減できます。こうした保険制度の手厚さが、派遣社員として長く安心して働ける基盤を築きます。
このように、無期雇用派遣での健康保険加入は、医療費の負担軽減だけでなく、収入の安定や将来の生活設計まで幅広くサポートしてくれる仕組みが整っています。派遣社員として働く際には、これらのメリットをしっかりと理解し、安心してキャリアを積み重ねられるようにしましょう。
まとめ
無期雇用派遣として働く場合、健康保険に加入することで、医療費負担の軽減だけでなく、社会保険(厚生年金・雇用保険)への加入による収入の安定や、長期的なキャリア形成が大きなメリットとなります。特に派遣社員として長く安心して働き続けたいなら、サポート体制が充実した派遣会社を選ぶことが非常に大切です。
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